全日本建築士会・『合格への鍵』講座

このブログは当会の建築士講座講師が適宜分担して執筆し、当会建築士講座監修者が総合監修します。

曲げ破壊先行型の構造設計

鉄筋コンクリート造等で、柱が垂れ壁、腰壁で拘束されることなどにより実質的に短くなる(短柱)と、地震時の水平力により剪断破壊(脆性破壊)を起こして非常に危険な状態となります。そのため、これを避けるために垂れ壁、腰壁の部分にスリットを入れることなどにより、柱が短柱となるのを避け、剪断破壊前に曲げモーメントによる破壊を先行させる設計。曲げモーメントによる破壊は、柱と梁の部分にクラックが入り変形等が生ずるものの、剪断破壊のような瞬間的な破壊には至らないとされています。