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全日本建築士会・『合格への鍵』講座

このブログは、原則として毎週金曜日更新を予定しています。当会の建築士講座講師が適宜分担して執筆し、当会建築士講座監修者が総合監修します。

平成20年度一級建築士学科試験の注目ポイント

講座トピックスでは、一般社団法人全日本建築士会(執筆は当会講座の総合監修者)による、試験対策の情報をご紹介しています。

一級建築士
学科試験の傾向
先般、平成20年度1級建築士学科試験の結果が発表されました。それによりますと、合格率は15.1%で昨年よりも若干合格率そのものは上がりましたが、基本的には平成20年度の試験は、近年の難化傾向の流れの中にあることに変わりはないものと考えられ、また、平成21年度試験もこの傾向の延長線上にあるものと考えられます。

次に学科別の合格基準点で注目されるのは、合格に必要な基準点が学科Ⅰ(計画)、学科Ⅲ(構造)では13点であったのに対して、学科Ⅱ(法規)は12点、学科Ⅳ(施工)で11点と下げられていることです。これは、学科Ⅱと学科Ⅳが比較的難しかったために、他の学科と比較して総合的に判断して調整した結果であることは申すまでもありません。

このことから、例え難問が出題されたとしても、その難問ができる受験生が少なく、結果的に合格基準点が下げられたということは、難問そのものができたか否かは、それほど合否に影響するものではなく、むしろ、それ以外の難問といわれるものでない問題が着実にできたか否かということが重要であるといえます。

また、更に留意すべき点は、一見、新傾向の難問と思われるものが、学科Ⅰや学科Ⅲでも何問か出題されていますが、実は、それらの多くのものは過去の類似問題の内容を少し深く掘り下げたり、設問の方法、角度を変えたりしたもので、しっかりした基礎力の上に着実な応用力が身に付いていれば解けるものです。このことからも先ず、しっかりした基礎力を身につけることが、合否を決める大きなポイントとなるといえましょう。

以上のことは、新制度による平成21年度の試験においても大きく変わるとは考えられず、各科目の基礎と不得意科目を克服しつつ固めていくために、できるだけ早期からの計画的で着実な準備が望まれます。

 

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